突き抜けるまで問い続けろ(課題発見力、スキルを磨きたい方へ)

(楽天ブックス)
目次
突き抜けるまで問い続けろ レビュー
「突き抜けるまで問い続けろ」Visional(ビジョナル)社長、南壮一郎氏をはじめとして、ビジョナル関係者の課題発見に迫った本です。
本書は、
- 新事業を立ち上げようと考えている起業家や起業家の卵たち
- 課題発見の具体的な方法を知りたい人
- 人生を主体的に生き、主体的に働きたいと考える人
- 急成長を続けるスタートアップの物語を楽しみたい人
向けの本といえます。
起業を志す方、起業して成長軌道に乗せるために苦労されている方、なんとなく閉塞感に包まれてしまっている方、など色々な方、様々な状況の方の課題発見に対して気付きを与えてくれる本と思います。
突き抜けるまで問い続け、課題解決力を高める
本書はビズリーチを創業し成長させたことで有名な南壮一郎氏を中心として、ビジネスの成長を支えた方たちへの取材も含め、非常に読み応えのある一冊となっています。
これから起業する方、起業して頑張っておられる方に限らず、日々のビジネスでもう一つ成果を出したい方にはとても参考になる箇所も多いのではと思います。
「勝つまでやり続ける」「おみくじは大吉しか出ない」「終わりから逆算する」「問いを立てる原点」など最初から興味深い話が連続して掲載されています。
南壮一郎氏といえば、楽天イーグルスの立ち上げにも関わった方、ということでも有名です。
無理難題をどのようにして解決していくことができたのか。
そんな経験を幾度となく繰り返すうちに、「できないことなんてない」と自分を信じられるようになっていた。(P74)
というくだりが第二章「楽天イーグルスの教え」を表しているような気がしました。
ビズリーチの事業をどう成長させていったのか、どう強い組織を作っていったのか。
組織としての営業力の重要性。
常に人を採用する姿勢をトップ自らが持っていることも書かれており、とても興味深く一気に読んでしまいました。
本書にはビジネスを進めていく上で大切な課題発見力、課題解決力、周囲を巻き込んでいく力などについて、参考になる話がたくさん掲載されています。
ぜひご一読をおすすめします。