経済・ビジネス

プロセスエコノミー レビュー(プロセスで売るにはどうすれば良い?)


(楽天ブックス)

プロセスエコノミー レビュー

今は「良いもの」を作るだけではモノが売れない時代。

人もモノも埋もれる時代の新しい稼ぎ方がプロセス自体を売る「プロセスエコノミー」であるという本書。

クリエイターのみならず、プロセスから商売につなげたい経営者、会社員の方、ネットで稼ぎたい主婦・主夫、ニートの人なんかにも役立つ本だと思います。

第1章 なぜプロセスに価値が出るのか

なぜプロセスに価値が出るのかを理解するためには、30代以下の乾けない世代を理解することが重要と説きます。

「ないものがない」社会で育った乾けない世代が重視することとは。

精神的なことが強い、ということ。

そのため、単にアウトプットを消費するのではなく、プロセスに価値を見出すということを述べています。

様々な表現で語られることが多い、30代以下が重要視する価値観を、著者は乾けない世代と表現しています。

第1章では乾けない世代がどういったことに価値を感じるのか、といったことに比重を起き記述されています。

マーケティング1.0からマーケティング4.0までを簡単に抑えつつ、キーワード「6D」についても紹介されています。

  • Digitized(デジタル化)
  • Deceptive(潜在的)
  • Distruptive(破壊的)
  • Demonetized(非収益化)
  • Domaterialized(非物質化)
  • Democratized(民主化)

プロセスへの参加こそが重要となります。

第2章 人がプロセスに共感するメカニズム

プロセスエコノミーを回すエンジンとなるものは「利他の心」、誰かのために行動したい、というのが究極の欲望であると記述しています。

その誰かのためにを考えたとき、プロセスエコノミーの仕組みが今受け入れられていることに納得できる気がします。

第3章 プロセスエコノミーをいかに実装するか

正解を定義しても、定義自体が変わる可能性があるため、修正する力を身に付けることが大切。

実際、普段の生活でも試行錯誤しながら修正をしていることって、とても多いです。

買い物にいって欲しいものが売っていなかったとき、代用できる品物を探して買うか、違うお店に行って商品を探すか。
それも修正するための行動と言えると思います。

第4章 プロセスエコノミーの実践方法

誰もが発信をしやすくなった状況では、誰しも一夜にして無価値化する可能性がある、ということに最初に触れています。

第一線を走り続けるのは大変である、稼ぎ続けるのは厳しいということなのでしょう。

そこで重要なのが「why」なぜやるか、ということだと述べています。

コンテンツが揃う前から試行錯誤しているプロセスも見せることによって、応援してもらえるフォロワーを増やしていくことが重要ということなのでしょうか。

TwitterもYouTubeもそうしたwhyを伝えるのには適した媒体といえそうです。

特にTwitterこそ、自分の思っていること、考えていることも手軽にtweetすることができる、とても便利なツールです。

その後もプロセスを伝えるためには「why」が大切だという事例が続きます。

共感も重要です。

お客様から共感を得るにはどういったことを開示すると良いのか、といったことにも触れられています。

第6章 プロセスエコノミーの弊害

プロセスエコノミーはメリットばかりではなく、デメリットもあります。

プロセスを配信することで得られるベネフィットがあるため、次第プロセスを配信することが目的となり、whyが薄れてしまうという可能性を指摘しています。

また、プロセスの肥大化についても述べられています。

自らを危険な領域へとおいやることのないように、自分の立ち位置を考えることが大切といえそうです。

本書にはこれからビジネスを、周囲を巻き込んで前進させていきたい方にたくさんのヒントとなる事例が記載されています。

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